2024年の年末、新婚旅行でイタリア周遊旅行をしてきました。
ローマで1泊した「Wローマ」での体験が本当に素晴らしいものだったので、今回は、お部屋、サービス、ディナー、朝食などをレポートしてみようと思います。
Wローマとは?
Wホテルといえば、マリオットグループが展開するデザイン性の高いラグジュアリーホテルです。他のマリオット系列ホテルで言うと、リッツ・カールトンやセントレジスなどと同格のホテルになりますが、よりモダンで遊び心のあるスタイルがWホテルの特徴です。
日本では、「W大阪」が2020年に開業しています。
そして、「Wローマ」は2021年に開業し、ブランド初のイタリア進出となったホテルで、歴史のあるローマらしさとモダンなスタイルが融合しています。
Wローマへのアクセス
Wローマの場所は、ローマ中心部・ルドヴィージ地区。スペイン広場やトレビの泉にもギリギリ徒歩圏内で、観光の拠点としても申し分なしの立地でした。
※トレビの泉まで徒歩14分、スペイン広場まで徒歩11分。かつ、決して緩やかでない坂を登らなければならないので、夏場や足腰に不安がある方はバスorタクシー移動をおすすめします。
地下鉄の、Barberini駅から徒歩4分。バス停Veneto/Emiliaまでは徒歩3分でした。
Wローマ宿泊記
外観
観光地から徒歩で少し離れていることもあり、閑静な場所にWローマはありました。
人気のない路地を歩いていると、急にピンクの可愛い建物が現れました。

チェックイン
Wローマのチェックインカウンターでは、気さくなイタリア人スタッフの方が対応してくれました。
非常に丁寧に接客をしていただきましたが、英語弱者の私には、イタリア訛りの英語を聞き取ることが難しかったです。
ルームキーをいただき、いざお部屋へ。

今回、私たちは最低ランクのお部屋を予約していました。
ポイントではなく、現金で予約。
来年の同日程で最低ランクのお部屋の料金を確認したところ、¥86,854との表示が。
最低ランクのお部屋でこの値段とは、さすがラグジュアリーホテル。
円安のダブルパンチもあり、特別な日でないと泊まれない値段だな…と思います。
事前に新婚旅行で宿泊することを伝えていたところ、「Studio スイート 1キング」のお部屋をアサインいただきました。時期にもよるとは思いますが、15万円台のお部屋に大幅アップグレード。
ヨーロッパのマリオットホテルでのアップグレードは、珍しいと話を聞いていたのでびっくりです。
お部屋
こちらがお部屋。なんと、2階にフロアが分かれており、こちらは1階部分の写真です。
部屋のインテリアは、ヨーロッパのテイストの中にポップさもあって本当に可愛い。

お部屋の階段をのぼるとそこにはベッドルームが。

ベッドの真横という嘘みたいな位置にバスタブがあります。

こちらがバスルーム。新しくとても清潔でした。
写真は撮り損ねてしまいましたが、ドライヤーはdysonのものでした。
右側にシャワールームがあります。
そしてなんとこのお部屋、2階と1階両方にトイレがあるのです。
朝のトイレ争奪戦を避けられるのは最高です。

ふわふわのスリッパ。こちらは、ありがたく持ち帰りさせていただき、帰りの機内で大活躍でした。

事前にハネムーンであることを伝えていたため、お祝いのタルトをいただきました。
実はベリー系のフルーツが苦手な私。本当はプロセッコが欲しかった…。
ディナー
今回の新婚旅行で1番ハイグレードなホテルへの宿泊だったため、夫が奮発してくれて、ホテル内のレストラン「Giano Restaurant」で食事をすることに。

店内はガヤガヤしておらず、良い雰囲気。
格式高いホテルのレストランというよりは、カジュアルな雰囲気で、隣の席のご夫婦は犬を連れて来店されていました。
(そういえばイタリアではよく犬と一緒に食事をする人たちを見かけました)

牛肉のタルタルに、トリュフをかけたもの。
この白ワイン、本当に美味しくて、帰国後も夫と「あの白ワイン美味しかったよね〜」と話が出るほどだったのですが、まさかボトルの写真を撮り忘れてしまいました。

パスタを2品オーダー。シチリアとローマ料理の融合がこのレストランのテーマだそうで、左はシチリア名物のパスタなんだとか。レモンクリームソースの爽やかな味わいが白ワインとよく合いました。
右はトマトソースが絡んだパスタの中にナスが入っていて、そのナスが甘くて食べた瞬間夫と2人唸りました。絶対に食べてほしい。

デザートにティラミスとアフォガードを頼みました。
可愛いデザイン。ちなみにこのメガネはチョコレートでできており、美味しくいただけます。
どのお料理もワインも美味しく、お値段も高すぎる訳ではなく、ローマでの最高の食事体験となりました。
朝食
朝食会場は、昨日ディナーをいただいたレストランと同じ場所でした。
朝食は基本オーダースタイルになっており、メニューの中から自由にオーダーすることができます。
パンやサラダはビュッフェ形式で選ぶことができました。

私たちは、ハムとチーズ各種、エッグベネディクトとシュクシャカをオーダー。
イタリアのホテルの朝食では、大体ハムが置いてあるのですが、イタリアで食べたどのハムよりも美味しかったです。
シュクシャカに乗っているチーズのクセが強く、私は最後まで食べ切ることができませんでした。

イタリアの朝食名物の甘いパンとカプチーノもしっかり食べました。
バーで一杯
チェックアウトしてから、電車に乗るまでかなり時間があったので、バーにも行ってみることに。

おしゃれなDJブースがどん!っと構えていました。



クラフトビールとつまみに、パスタ、お肉withツナみたいな料理をいただきました。
お料理はGiano Restaurantで作ったものをバーでも提供しているようで、本格的なイタリアンを味わうことができました。
Wローマのプラチナ特典は?
今回、私たちは、marriott bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードのプラチナエリート特典で宿泊。
プラチナエリートの特典内容は、以下の4点です。
- 無料朝食or1,000ポイント
- 部屋アップグレード
- 16時までレイトチェックアウト
- ボーナスポイント
レイトチェックアウトをお願いしたところ、16時までのびのびお部屋で過ごすことができました。
Wローマの宿泊記まとめ
ヨーロッパでのお部屋のアップグレードは難しいと言われるなか、神アプグレをしていただいたり、レイトチェックアウトも可能であったり、本当に至れり尽くせりの滞在でした。
併設のGianoレストランでも素晴らしい食体験ができ、ローマに訪れた際はぜひ「Wローマ」ヘ!!と心からおすすめできるホテルです。
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